Tensorleaf Pressについて
Tensorleaf Pressは、量子技術、データサイエンス、AIを中心に、科学技術分野の専門書を企画・制作・刊行する独立系出版社です。
Tensorleaf Press という名前には、複数の次元にまたがる関係を表す「テンソル」と、書物の一葉を意味する「リーフ」を重ねています。知識の構造を、一枚の頁を通して読者に手渡す。その役割を、名前に刻みました。
複雑な理論を、過度に単純化せずに伝える。そのために、一冊ごとに理解の順序と全体の構造を設計するところから本づくりを始めます。読み終えた読者が、自分で考え、手を動かし、次の学びへ進んでいける。その足場になる書籍を届けます。
何を出版するか
量子コンピューティングや量子ネットワークといった量子技術、データサイエンス、そしてAI・大規模言語モデル。これからの科学技術を支えるこれらの分野で、専門書を刊行します。現在は、創刊ラインナップの執筆・企画を進めています。
主な読者として想定しているのは、新しい分野を基礎から順序立てて学びたい学生や社会人、そして専門知識を仕事や研究に生かしたいエンジニア・研究者です。
個々の用語や技術を断片的に紹介するのではなく、それらがどのような背景から生まれ、互いにどう関係し、実際の問題にどう結びつくのかまでを扱います。
どう作るか
一冊ごとに、想定する読者の出発点と到達点を定め、どの順序で理解を積み上げるべきかを設計してから執筆を始めます。
用語、記号、数式の表記は一冊を通して一貫させ、各章の役割と章どうしのつながりが分かる構成にします。新しい概念を導入するときは、その前提となる知識を示し、理論、具体例、図解、コードを必要に応じて組み合わせながら、段階的に説明します。
コードを掲載する書籍では、実際の実行環境で動作を確認し、本文、数式、図表、コードの間に矛盾がないかを検証します。正確さだけでなく、読者が迷わず読み進められることも、出版品質の重要な一部だと考えています。
私たちの理念
Knowledge grows through structure and connection.
知識は、構造とつながりの中で育つ。
解説記事やドキュメントは、検索すればいくらでも手に入る時代です。それでも私たちが書籍をつくるのは、前提から順に積み上げなければ届かない理解があると考えるからです。読む順序を設計し、表記を統一し、一冊のなかで概念どうしのつながりを示す。それは断片的な情報には担えない、書籍という形式の仕事です。
Tensorleaf Pressは、知識を断片として並べるのではなく、その構造とつながりごと手渡す出版社でありたいと考えています。読み終えた読者が全体像を見渡し、その先の学びを自分で選べるようになること。それを、私たちは出版の役割として引き受けます。
刊行予定の書籍は「書籍」ページでご覧いただけます。また、量子技術、データサイエンス、AI分野での執筆・企画のご提案を歓迎しています。お問い合わせページからご連絡ください。